小さい頃から美人と言われ続けた天真爛漫な姉、寛子(伊東美咲)と、頭脳明晰だが、田舎育ちにコンプレックスを持つ弟、勇太郎(森山未來)の物語。
宮崎で焼酎酒造を営む皆川家は、勇太郎の医科大学合格を機に幸福が連続してやってくる。寛子はその美貌で"ミスポンカン娘"に選ばれ、広告代理店勤務の谷口誠(鈴木一真)と婚約。父の源太郎(宇津井健)も焼酎"みながわ"で、芋焼酎鑑評会の大賞を受賞し、事業を拡大。
だが、この絵に描いたような幸福は突然崩れ落ちる。"みながわ"の量産を始めた結果、借金をかかえて酒造は倒産。心労から源太郎は入院し、そのまま帰らぬ人に。追い討ちをかけるように、寛子は谷口から婚約破棄を告げられ、単身、東京へ向かう。しかし、突然アパートに現れた寛子に、勇太郎は大迷惑。勇太郎は昔から美貌だけで生きてきた寛子がうざったくてしょうがないのだ。必死に追い返そうとするのだが、寛子は勇太郎が研修医として勤務する大学病院にまで顔を出す。勇太郎の寛子への態度は、ますます冷たくなっていく。そんな時、寛子はひょんなことからキャバクラ『ブルーベルベット』で働くことになる。その店のナンバーワンは、なんと昼は勇太郎の大学病院で看護師として働く北村さおり(釈由美子)だった。
性格も偏差値もまったく正反対な姉と弟。そんな二人の生活は、当然、ちぐはぐかつ、大波瀾の連続で……。しかし、姉と暮らすうちに、弟は次第に忘れかけていた、"人として本当に大切なことは何か?"ということに気づきはじめる。二人が巻き起こす、ハートウォーミングラブコメディー。